英文名 | Fundamentals of Medical Research Course II | |
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科目概要 | 3年後期[80コマ]、3群科目、必修、演習 | |
科目責任者 | 教育委員長 | |
担当者 | 各教育研究単位より選出 | |
教室 |
1. プロフェッショナリズムと倫理: ◎ | 4. 知的探究と自律的学習: ◎ | 7. 予防医学: ◎ |
2. コミュニケーション能力: ◎ | 5. チーム医療: ◯ | 8. 地域医療: ◯ |
3. 医学的知識と技術: ◎ | 6. 医療の質と安全: ◯ | 9. 国際貢献: ◯ |
医学研究入門Ⅰで得た知識をもとに、研究の実際を知り、実践への足がかりを考える。
各教育研究単位において、研究室やそれに準じる施設に所属し、研究の実際を知る。
オリエンテーションの後、約4週間の日程の中で、各教育研究単位の方針に従い、研究に従事する。
研究内容の例として、各教育研究単位で行っている研究の一部を行う、学生が疑問に考えていることに関し、文献を調べ、研究デザインを考える(可能であれば実際に実験を行う)、各教育研究単位で持っている過去のデータから考察を行う、特定の実験手技・臨床手技の修得、症例・疾病の統計的検討などを行う。
配属された各教育研究単位の課題に沿って、研究(実験、検索)を行う。
日々の研究活動において、随時指導教員から指導(フィードバック)を受ける。
また、最終日の発表会に向けてのスライド作成時には、指導教員から研究結果をまとめ方(フィードバック)、発表の仕方を学ぶ。
1)研究を行うにあたり、学生は以下の講習を受けることを義務付ける。
①臨床研究における倫理その他の知識に関する講習
②動物実験における倫理その他の知識に関する講習
③遺伝子組み換えにおける倫理その他の知識に関する講習
(医学研究入門Ⅰにおいて受講済み。欠席の学生は学内の講習会を受講すること)
2)各教育研究単位において指示された準備学習、必要に応じてワクチン接種などを行う。
3)配属された各教育研究単位の課題に沿って、予習(30 ~ 60 分)、復習(30 ~ 60 分)を必ず行う。
種別 | 書名 |
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参考書 | 各教育研究単位において指示されたもの |
1)医師として、医学が研究に基づいて成立していることを認識できる。
2)医学研究の実際に触れ、医学を学ぶ姿勢を振り返ることができる。
3)教員、研究指導者とコミュニケーションを取ることができる。
4)代表的(基本的)な科学論文を読み、内容について議論できる。
5)必要なデータ収集の方法を考え、実践することができる。
6)得られたデータを解析し、その意義を考えることができる。
7)得られた結果をまとめ、発表することができる。
*5)~7)は各研究室(研究内容)による。
実習の様子は実習態度・ポートフォリオ(50%)で、プロダクトは発表会(50%)で総合的に評価する。
<発表会について>
研究期間の最後に発表会を行う。日時、発表方法については、別途指定する。
昨年度:研究内容を示したスライドを作成し、学生は持ち時間内で発表を行い、質疑応答を行う。他の班の発表を聞き、評価・コメントをWeb で入力する。
場所:講義室(複数)
1)医学研究入門Ⅱの期間は、平日は基本的にずっと授業日であると認識すべきこと。
2)いつ実験や指導が入ってもいいよう、基本あけておくべきこと。
3)指導教員の勤務や出張により、指導日時が変則的になる場合があること。
4)学生証による一律の出席確認をしていないのは3)の理由があるからであり、指導のない平日が「休日」という意味でないこと。
5)実施期間中の旅行計画を立てる場合は、土日休日に限定すること。
6)期間中、私用により止むを得ず登校できない日については、事情を添えて指導教員に相談し、許可を得ること(理由によっては許可されない場合もある)。
7)期間中、正当な事由で欠席した場合は、通常の授業と同じ手続きを踏むこと。
8)実習に参加する学生は、個人情報保護、守秘義務などに関する誓約書を読み、署名すること。
9)各研究単位において必要な事前準備に関し、あらかじめ担当教員と打ち合わせをすること。
10)初日のガイダンスには全員出席すること。
11)期間前に研究を定期的に開始、実施することも可能である。その際には、実施期間中と同様に諸ルールを遵守し、研究を行うこと。
12)最終日の発表会は全員スーツを着用すること。