英文名 | Clinical rotation(Otolaryngology-Head and Neck Surgery) | |
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科目概要 | 5年[1週]、3群科目、必修、実習 | |
科目責任者 | 山下 拓 | |
担当者 | 山下 拓※, 佐野 肇※, 宮本 俊輔※, 清野 由輩※, 栗岡 隆臣※, 山口 知子※, 加納 孝一※, 大原 卓哉※, 堤 翔平※, 籾山 香保※, 新田 義洋※, 藤川 直也※, 田村 昌也※ | |
教室 |
山下拓・宮本俊輔・清野由輩・栗岡隆臣・加納孝一・大原卓哉・堤翔平・籾山香保・新田義洋・藤川直也・田村昌也・山本賢吾:
耳鼻咽喉科・頭頸部外科に関する臨床・研究の経験を豊富に有する。
1. プロフェッショナリズムと倫理: ◎ | 4. 知的探究と自律的学習: ◯ | 7. 予防医学: |
2. コミュニケーション能力: ◎ | 5. チーム医療: ◯ | 8. 地域医療: |
3. 医学的知識と技術: ◎ | 6. 医療の質と安全: ◯ | 9. 国際貢献: |
医療人として、適切な医療接遇を身につけるとともに、患者の訴えの聴取法、耳鼻咽喉・頭頸部系疾患の検査、診断、治療の進め方の実際についてその概略を学ぶ。また耳鼻咽喉・頭頸部系の疾患は、五感(聴覚、嗅覚、味覚など)や重要機能(呼吸、音声言語、嚥下など)に関わる分野であり、人が人らしく生きるためのこれら重要な機能を疾患や治療によって失った患者の心情の理解や共感および対処を学ぶことも目標である。
本実習では、耳鼻咽喉科・頭頸部外科における実際の問診、検査、手術、外来および入院診療を理解し、患者に共感する心の育成とともに科学的根拠に基づいた診療の在り方について学ぶ。またコロナウイルス感染症パンデミック下での、シームレスな感染症教育および即戦力となる人材育成を図る。
⑴ 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における主要疾患の診断の進め方と治療や経過に関する臨床見学(外来、検査、手術、入院の見学)
⑵ COVID-19感染の可能性がある患者の診療を想定したスタンダードプリコーションの実習
⑶ 少人数での講義形式
⑷ 担当患者の症例報告グループワーク
金曜日の総括時に個別フィードバックを行う。
耳鼻咽喉・頭頸部系診断・治療学の講義内容を理解しておくこと。
参考図書により概要を理解してから実習に臨むこと。(2時間/ 日)
各外来、手術、検査実習後、参考としてその詳細を復習し(2時間/ 日)、不明な点は教員に質問すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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参考書 | 新耳鼻咽喉科学 | 野村恭也 | 南山堂 |
参考書 | 耳鼻咽喉・頭頸部手術アトラス上・下 | 小松崎篤、他編 | 医学書院 |
参考書 | イラスト手術手技のコツ 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 | 村上泰、他編 | 東京医学社 |
⑴ 社会人としての身なり、ふるまいをし、適切な医療接遇ができる。
⑵ 適切な医療接遇のもとに、病歴をとることができる。
⑶ 耳鼻咽喉科検査の概略を説明できる。
⑷ 主要疾患の診断の進め方、手術を含めた治療方法、疾患・治療に伴う機能障害についての概略を説明できる。
⑸ 症例についてまとめ、問題点を含めプレゼンテーションできる。
⑴ 頭頸部OSCE(20%)、レポート(20%)、小テスト(20%)、プレゼンテーション(20%)、実習態度(20%)を総合的に判断する。
⑵ 欠席、遅刻、早退については実習態度としての評価が著しく下がるため、必ず届け出ること。緊急の場合はまず電話連絡すること。
初回集合場所・時間
本館2F 耳鼻咽喉科・頭頸部外科外来CR 8:30
オリエンテーション担当:
清野由輩および各グループごとにテューターがオリエンテーションを行う。
その他注意事項
⑴ ヘッドライトを貸与するので習熟するよう努めること。実習終了後、返却すること。破損・紛失した場合には、直ちに実習係に届ける。
⑵ 興味ある処置、救急疾患は実習時間外に行われることが多いので、興味ある学生は、あらかじめチーフレジデント又は受持医又は担当スタッフに、見学したい内容と連絡方法を申し出ておくこと。
⑶ 救急(当直)見学希望者は実習係に申し出ること。
⑷ 放射線管理区域に立ち入ることがあるため、放射線ガラスバッジを必ず着用すること。