英文名 | Clinical rotation(Orthopedics) | |
---|---|---|
科目概要 | 5年[1週]、3群科目、必修、実習 | |
科目責任者 | 髙相 晶士 | |
担当者 | 髙相 晶士※, 内山 勝文※, 井上 玄※, 中澤 俊之※, 宮城 正行※, 相川 淳※, 見目 智紀※, 井村 貴之※, 福島 健介※, 岩瀬 大※, 小沼 賢治※, 助川 浩士※, 大竹 悠哉※, 庄司 真太郎※, 村田 幸佑※, 迎 学※, 田中 慶秀※, 大橋 慶久※, 田澤 諒※, 横関 雄司※ | |
教室 |
髙相 晶士ほか:
机学をふまえ、加えて実際の臨床経験をふまえ整形外科の実務の意義と保存・外科療法について概説する。
1. プロフェッショナリズムと倫理: ◎ | 4. 知的探究と自律的学習: ◯ | 7. 予防医学: |
2. コミュニケーション能力: ◯ | 5. チーム医療: ◯ | 8. 地域医療: |
3. 医学的知識と技術: ◎ | 6. 医療の質と安全: ◯ | 9. 国際貢献: |
整形外科は運動器疾患を扱う外科であり、部位別には身体のほぼすべてが対象となる。組織あるいは臓器別にみても骨、関節のみならず皮膚、筋肉、血管、神経なども対象となる広範な分野である。
整形外科の全般を短期間のうちに理解することはかなり困難がある。部位別や疾患別の講義や実習を通じて重点的に整形外科的知識の修得が可能なように努めるが、少なくとも運動器系診断・治療学のシラバスと一冊の教科書を通読しておくことが必要である。
外科医としての基本素養を培いながら、診断方法と診断にいたる一連の流れ、治療方法、そして外科手術の基本手技を学ぶ。
医師国家試験にも対応できるように実習にのぞむことも重要である。
○毎週一名の教育担当者が専任としてグループを担当し、その週の教育に関する責任をもつ。
○学生1名に対して1疾患を割り当て、その疾患について病因・症候および診断・画像・治療法について学習する。その疾患について、レポート提出およびカンファレンス形式で発表を求めることがある。
○整形外科手術の実際を知ってもらうために手術見学の時間を設定する。しかし整形外科の手術対象となる部位はきわめて感染に弱いために、十分な注意をもって見学にのぞんでもらう。
○整形外科OSCE の項目については、整形外科的診断法、外来実習、病棟実習で行うこととする。
○授業中に課題を回収したらなるべく早く模範解答を配布する。また可能ならば授業の中で解答を検討することとする。
予習:実習に先立ち、推奨している教科書および大学から配られたテキストに目を通しておくことがのぞましい。
復習:実習後は資料やテキストに再度目を通すこと。
予習・復習あわせて1日あたり2時間の自主学習を要する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | TEXT 整形外科学 第4版 | 糸満盛憲 他編集 | 南山堂 |
教科書 | 標準整形外科学 第13版 | 中村利孝 他編集 | 医学書院 |
参考書 | 神中整形外科学 改訂第23版 | 岩本幸英 監修 | 南山堂 |
参考書 | Orthopedics | Turek | Lippincott |
参考書 | 整形外科診断学 | 辻陽雄 他 | 金原出版 |
⑴ 筋・骨格について正しい解剖を理解し解説できる。
⑵ 筋・骨格の正しい役割を解説できる。
⑶ 筋・骨格の異常を解説できる。
⑷ X-P、CT、MRI、核医学検査などの適応とその診断を正しく行うことができる。
⑸ 筋・骨格の疾患の手術適応と保存療法の適応を判断できる。
⑹ 骨折・外傷・関節・脊椎手術について説明できる。
受講態度30%、レポート10%、OSCE30%、試験10%、Case presentation 20% などをもって判断する。
初回集合場所・時間
大学病院12W カンファレンスルーム・9:00
その他注意事項
・ 使用講義室:大学病院12E 又は12W カンファレンスルーム他 随時指示する。
放射線管理区域に立ち入り実習を行うことがある。この場合、放射線照射時は必ず退室すること。