Web Syllabus(講義概要)
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臨床実習(KMC)産婦人科(M304-CM15)
英文名Clinical Clerkship(Kitasato University Medical Center)
科目概要5年[3週]、3群科目、選択、実習
科目責任者落合 大吾, 加藤 一喜
担当者加藤 一喜※, 久嶋 則行※
教室

実務経験のある教員

加藤 一喜・久嶋 則行:
実務経験を基に各専門領域について診療参加型臨床実習により指導する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

1. プロフェッショナリズムと倫理: ◎4. 知的探究と自律的学習: ◯7. 予防医学: ◯
2. コミュニケーション能力: ◎5. チーム医療: ◯8. 地域医療: ◯
3. 医学的知識と技術: ◎6. 医療の質と安全: ◯9. 国際貢献:

授業の目的

当院の産婦人科実習・医療と北里大学病院産婦人科における医療との違いとして次の点が挙げられる.
本院の無痛分娩を主体とした計画分娩と当院の自然経過を重視した妊娠分娩管理と産後うつ、虐待等予防目的とした産後ケア
悪性腫瘍治療主体の本院と、女性が常日頃からかかえるトラブルを主体に地域関連型の外来診療と治療、腹腔鏡手術による婦人科良性疾患の治療

教育内容

当院での教育内容として,下記の事項を主に学習する.
① 無痛分娩ではない自然経過の分娩を , 分娩全経過にわたり理解する。
② 腹腔鏡手術による卵巣および子宮疾患の治療を理解する。
③ 地域主体型の外来診療のありかたを学ぶ。

教育方法

分娩後、その経過をふりかえり正常 / 異常分娩の経過をフィードバックする。
術後経過を観察する中で適応 / 術式の選択、外来フォローの方法をフィードバックする。
外来終了後本院の医療とは異なる一般的な疾患についてふりかえり、フィードバックを行う。

準備学習(予習・復習)

生殖機能妊娠分娩系及び生殖機能妊娠分娩系診断・治療学 の内容を復習し、産婦人科各病態の概要のみならず治療法までも含めて理解を深めておくこと。
実習で見学、経験した疾患や検査法に関しては、産婦人科講義のプリントや教科書の関連箇所を通読しておくこと。予習・復習 1~2時間程度/日

到達目標

北里大学病院産婦人科は神奈川県の周産期及び悪性腫瘍の基幹病院であり,北里大学メディカルセンター産婦人科は埼玉県の地域医療支援病院である。
それぞれの役割により求められる医療は異なり特徴を持った医療をおこなっている。
両者が扱う産科・婦人科疾患及び手術などの違いを経験することで,産婦人科医療全般に関して理解できる。

評価基準

実習レポート 50% 実習態度 50% 欠席は減点対象とする

その他注意事項

定員
2 名ずつ
当院の規模に応じた人数に絞ることで良好な教育を目指します
初回集合場所
原則として初日9:00 南館 2F 事務部教務課 その後オリエンテーションを行います.
注意事項・連絡事項
女性のプライバシーに触れる実習であるため,服装 ・ 身なりを整えて患者さんに不快感を与えないように配慮を行ってください.