
| 英文名 | Fundamentals of Medical Research Course I | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 2年後期[10コマ]、3群科目、必修、講義 | |
| 科目責任者 | 及川 淳 | |
| 担当者 | 及川 淳※, 大久保 直, 蓮沼 智子※, 天野 英樹※, 守屋 利佳※, 渡邉 達也 | |
| 教室 | M103(新校舎1階大講義室) | |
及川 淳ほか
臨床経験、臨床経験の実務から得られた経験に基づき、臨床研究で求められる事項の解説、解決の手法を解説する。
| 1. プロフェッショナリズムと倫理: ◎ | 4. 知的探究と自律的学習: ◎ | 7. 予防医学: ◯ |
| 2. コミュニケーション能力: ◯ | 5. チーム医療: | 8. 地域医療: |
| 3. 医学的知識と技術: ◯ | 6. 医療の質と安全: | 9. 国際貢献: |
医学研究入門Ⅰでは、科学的なリサーチクエスチョンに基づいた研究計画を立案するために必要な基本的な事項について知識を得、さらに科学的かつ倫理的な原則に基づいた臨床研究計画の大要を作成することにより、医学研究の実践的な考慮点について理解を深める。
実際に医学研究を行うために必要な知識を講義形式+ハンズオンで学んだ後、1 グループ6-7名程度に分かれ、ファシリテーターの指導の下、具体的な医学研究デザインを作成する。
第1,2,4,5回は座学+1グループ3-4人の小グループでのハンズオンとし、医学研究の基本事項を研究計画を立案しながら学ぶ。尚、第3回、第6回に関しては倫理講習授業に位置付けられており、次年度の医学研究入門Ⅱを受講するための必須講義となっているため留意すること。
第7 回から10 回までについては、team based learning 形式で行う。小グループで作成したデザインをブラッシュアップした研究計画をグループ毎に作成し、第9、10 回にパワーポイントを用いて口頭発表・質疑応答を行う。
発表に基づいて提出されたレポートにつき講評・評価する。
| 回 | 日時 | 講義テーマ | 講義内容 | 担当者 | 所属 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8/18(火)② | オリエンテーション 研究の歴史と意義 |
研究の歴史と意義、グループ分け | 及川 淳 |
臨床研究センタープロジェクト実施部門 |
| 2 | 8/25(火)② | 研究デザイン① | 漠然とした疑問を研究可能な疑問に構成し、研究評価を具体化する | 及川 淳 |
臨床研究センタープロジェクト実施部門 |
| 3 | 9/1(火)② | 基礎研究の手法 動物実験 |
倫理講習:実験動物 他、遺伝子組み換え実験 | 大久保 直 |
実験動物学 |
| 4 | 9/8(火)② | 研究デザイン② | 研究のタイプを考え、質を高める | 及川 淳 |
臨床研究センタープロジェクト実施部門 |
| 5 | 9/29(火)② | 研究デザイン③、グループワークオリエンテーション | 研究に関する統計の基礎を学ぶ。グループワークオリエンテーション | 及川 淳 |
臨床研究センタープロジェクト実施部門 |
| 6 | 10/6(火)② | 研究の倫理・研究者の心構え・インテグリティ | 倫理講習:臨床研究 他 | 渡邉 達也 |
臨床研究センター企画開発部門 |
| 7 | 10/13(火)③ | グループ学習 | グループワークにて研究デザインを考える | 及川 淳 渡邉 達也 蓮沼 智子 |
臨床研究センタープロジェクト実施部門 臨床研究センター企画開発部門 |
| 8 | 10/13(火)④ | グループ学習 | グループワークにて研究デザインを考える | 及川 淳 渡邉 達也 蓮沼 智子 |
臨床研究センタープロジェクト実施部門 臨床研究センター企画開発部門 |
| 9 | 11/17(火)③ | 発表会【M103・M104】 | 今までに学んだことをグループごとに発表する | 及川 淳 渡邉 達也 蓮沼 智子 |
臨床研究センタープロジェクト実施部門 臨床研究センター企画開発部門 |
| 10 | 11/17(火)④ | 発表会【M103・M104】 | 今までに学んだことをグループごとに発表する | 及川 淳 渡邉 達也 蓮沼 智子 |
臨床研究センタープロジェクト実施部門 臨床研究センター企画開発部門 |
【授業時間以外に必要な学習の時間:60分】
予習:グループ学習においては参考書籍、配付資料等の指示された部分について目を通しておく。
復習:各自で座学、グループ学習用の研究ノートを準備作成する。ノートはA4 判とし、授業中の内容および研究計画の作成に至る過程を時系列にしたがって逐次記載する。また、自己学習で得られた資料があれば、その添付が望ましい。最終的な発表資料を添付し、発表時の質疑応答と教員より指摘された事項を修正した内容及び学んだことを記載すること。研究者にとり、よくまとめられた研究ノートは必須のものである。ノートには、配付されたプリント類の添付は不要である。なお研究ノートは提出の上、主な評価の対象となる。
| 種別 | 書名 | 発行所 |
|---|---|---|
| 参考書 | 臨床研究の道標(上・下巻) | 認定NPO法人 健康医療評価研究機構 |
| 参考書 | グリンネルの科学研究の進め方・あり方 研究の入門書。散文的であるが、読み物としても面白い。 |
共立出版 |
| 参考書 | 臨床試験ベーシックナビ 臨床研究を志す医師に必要な基本的事項をまとめたもの。 |
医学書院 |
| 参考書 | 世にも奇妙な人体実験の歴史 意外にまじめに書いてあり、研究の歴史を知るのにほどよい。 |
文藝春秋 |
| 参考書 | 超簡単!! 論文作成ガイド~『研究』しよう~ 初学者の入門書として簡潔にまとめられている。 |
薬事日報社 |
| 参考書 | 「医療統計」わかりません!! 統計の基礎的な内容から、対話形式で学べる |
東京図書 |
| 参考書 | わかってきたかも!?「医療統計」 「医療統計」わかりません!!の続編。少し応用的な内容も含まれる |
東京図書 |
1.医学研究の種類について説明できる。
2.研究者として必要な資質について説明できる。
3.基礎研究の原則を説明できる。
4.研究倫理について説明できる。
5.科学的根拠に基づいた医療の重要性を説明できる。
6.最新の医学情報をデータベースから検索できる。
7.研究の科学的デザインと解析法を説明できる。
8.研究のリスクマネジメントについて説明できる。
9.臨床研究における被験者保護について説明できる。
10.リサーチクエスチョンに基づいた計画立案ができる。
研究ノート(50%)、グループ学習時、発表時の教員・ファシリテーターなどの評価(30%)、出席(20%)から総合的に評価する。
採点が合格基準に達しない場合は、再試験の代わりにノート再提出、口頭試問などの再評価を行う。