
| 英文名 | Diagnostics and Therapeutics for Cardiovascular System | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 3年前期[40コマ]、3群科目、必修、講義 | |
| 科目責任者 | 阿古 潤哉 | |
| 担当者 | 阿古 潤哉※, 宮地 鑑※, 平田 陽一郎※, 小板橋 俊美※, 下濵 孝郎※, 目黒 健太郎※, 田中 住明※, 亀田 良※, 深谷 英平※, 石井 俊輔※, 美島 利昭※, 福隅 正臣※, 佐藤 伸洋※, 郡山 恵子※, 東條 美奈子※, 石末 成哉※, 及川 淳※, 鍋田 健※, 中村 洋範※, 小林 周平※, 飯田 祐一郎※, 池田 祐毅※, 濱嵜 伸明※, 橋本 拓弥※ | |
| 教室 | M202(新校舎2階大講義室) | |
阿古 潤哉ほか:
臨床経験を踏まえ、循環器系疾患の病態を理解するために必要な基礎的項目、すなわち正常の調節機構とそこに生ずる病的な機転について概説する。
| 1. プロフェッショナリズムと倫理: ◯ | 4. 知的探究と自律的学習: ◯ | 7. 予防医学: ◎ |
| 2. コミュニケーション能力: ◎ | 5. チーム医療: ◯ | 8. 地域医療: ◯ |
| 3. 医学的知識と技術: ◎ | 6. 医療の質と安全: ◎ | 9. 国際貢献: ◯ |
循環器系診断・治療学では、循環器系疾患の病態を理解するために必要な基礎的項目、すなわち正常の調節機構とそこに生ずる病的な機転について学習する。循環器系疾患の診断のために必要な、臨床症候、身体所見、検査所見を学び、またそれらの情報の習得方法について学ぶ。循環器系疾患の治療を理解するために必要な、身体の調節機構、病的反応、それらに対する薬物・非薬物治療の作用についても学ぶ。
1)虚血性心疾患、心不全、不整脈・伝導障害、脈管疾患などに分けて循環器系疾患の病態生理を理解する。
2)身体診察、心電図、心エコー図、レントゲン、各医学、各種負荷試験、心臓カテーテル検査など心血管系の臨床的評価法を学ぶ。
3)不整脈・伝導障害、心筋虚血、動脈硬化、心不全、心筋症、心筋炎・心膜炎、高血圧、大血管疾患・末梢血管疾患、脂質異常症など循環器系疾患の各論を学ぶ。
4)薬物治療、外科的治療、心血管インターベンション、ストラクチャルハートインターベンション、心臓リハビリテーションなど循環器系疾患の治療管理を学ぶ。
追加教材・プリントを配布し、スライド及びビデオ等を用いて講義する。
得点の低い試験問題等の解説をオンライン上に掲示する。
| 回 | 日時 | 講義テーマ | 講義内容 | 担当者 | 所属 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4/1(水)② | 心電図・基礎 | 心電図の原理と正常心電図 | 深谷 英平 |
循環器内科学 |
| 2 | 4/2(木)① | 心不全 1 | 心不全とは | 石井 俊輔 |
循環器内科学 |
| 3 | 4/7(火)③ | ストラクチャー心疾患 | ストラクチャー心疾患に対するカテーテル治療の現状と展望 | 目黒 健太郎 |
循環器内科学 |
| 4 | 4/7(火)④ | 動脈硬化と血管内皮 | 動脈硬化の発症・進展にかかわるメカニズム | 東條 美奈子 |
医療衛生学部 |
| 5 | 4/8(水)② | 循環器疾患へのアプローチ (循環器内科学概論) |
循環器内科学概論・心血管イベントとは | 阿古 潤哉 |
循環器内科学 |
| 6 | 4/10(金)③ | 心臓血管外科学総論 | 心臓血管外科学総論 | 宮地 鑑 |
心臓血管外科学 |
| 7 | 4/13(月)① | 心臓超音波検査(基本編) | 心エコーで得られる情報とは | 小板橋 俊美 |
循環器内科学 |
| 8 | 4/13(月)② | 抗酸化・抗炎症と循環器疾患 | 循環器病の発症・進展にかかわるメカニズム | 東條 美奈子 |
医療衛生学部 |
| 9 | 4/14(火)① | 心不全 2 | 急性心不全管理:診断と治療 | 石井 俊輔 |
循環器内科学 |
| 10 | 4/14(火)② | 心不全3 | 慢性心不全管理:薬物治療から心臓移植まで | 石井 俊輔 |
循環器内科学 |
| 11 | 4/16(木)① | 大動脈疾患 | 大動脈疾患の病態と治療 | 福隅 正臣 |
心臓血管外科学 |
| 12 | 4/16(木)② | 心電図・臨床 | 病的心電図と背景疾患 | 深谷 英平 |
循環器内科学 |
| 13 | 4/24(金)① | 先天性心疾患 | 先天性心疾患の分類と治療 | 宮地 鑑 |
心臓血管外科学 |
| 14 | 4/24(金)② | 弁膜症・心臓腫瘍 | 弁膜症・心臓腫瘍の病態と治療 | 福隅 正臣 |
心臓血管外科学 |
| 15 | 4/28(火)③ | 小児循環器疾患の診断と治療 | 小児循環器疾患の特徴 | 平田 陽一郎 |
小児科学 |
| 16 | 4/28(火)④ | 心臓突然死と救急救命処置 | 突然死を来す病態と医学生としての適切なBLS | 佐藤 伸洋 |
救命救急医学 |
| 17 | 5/13(水)③ | 上室性不整脈 | 上室を起源とする不整脈 | 及川 淳 |
臨床研究センタープロジェクト実施部門 |
| 18 | 5/13(水)④ | 虚血性心疾患 | 虚血性心疾患・狭心症 | 橋本 拓弥 |
循環器内科学 |
| 19 | 5/19(火)④ | 心臓超音波検査 (臨床応用編) |
心エコーを実臨床で活かす | 小板橋 俊美 |
循環器内科学 |
| 20 | 5/20(水)② | 心室性不整脈 | 心室を起源とする不整脈 | 深谷 英平 |
循環器内科学 |
| 21 | 5/21(木)① | 成人心臓大動脈手術 | 冠動脈・弁膜症・大動脈・心不全の外科治療 | 福隅 正臣 |
心臓血管外科学 |
| 22 | 5/21(木)② | 徐脈性不整脈 | 病的徐脈とペースメーカー | 深谷 英平 |
循環器内科学 |
| 23 | 5/26(火)① | 肺循環と肺高血圧症・肺性心 | 肺循環動態の特徴に基づいて肺高血圧症の臨床を理解する | 田中 住明 |
リウマチ・膠原病内科学 |
| 24 | 5/26(火)② | 不整脈とアブレーション | 不整脈に対するアブレーション治療の進歩 | 中村 洋範 |
循環器内科学 |
| 25 | 5/28(木)① | 心筋疾患 | 心筋症・心筋炎を識る | 小板橋 俊美 |
循環器内科学 |
| 26 | 5/28(木)② | 心膜疾患 | 急性心膜炎・収縮性心膜炎・心タンポナーデ・感染性心内膜炎 | 小板橋 俊美 |
循環器内科学 |
| 27 | 5/29(金)② | 虚血性心疾患 | 虚血性心疾患・心筋梗塞症 | 橋本 拓弥 |
循環器内科学 |
| 28 | 6/3(水)② | 腫瘍循環器学 | Cardio-oncology | 飯田 祐一郎 |
循環器内科学 |
| 29 | 6/4(木)② | 末梢動脈疾患・静脈疾患 | 末梢動脈疾患・静脈疾患の基礎と臨床 | 美島 利昭 |
心臓血管外科学 |
| 30 | 6/8(月)④ | 心原性ショック | 体外循環、ECMO、IMPELLA | 池田 祐毅 |
救命救急医学 |
| 31 | 6/9(火)④ | 成人先天性心疾患 | 成人先天性疾患の基礎 | 郡山 恵子 |
循環器内科学 |
| 32 | 6/11(木)③ | 循環器系の画像診断 | 心臓のCT・MRI 診断 | 鍋田 健 |
循環器内科学 |
| 33 | 6/11(木)④ | 不整脈とデバイス治療 | 不整脈のデバイス治療について | 石末 成哉 |
循環器内科学 |
| 34 | 6/17(水)② | 循環器系の画像診断 | 心臓の核医学診断 | 鍋田 健 |
循環器内科学 |
| 35 | 6/19(金)① | 心臓カテーテル検査法 | 心臓カテーテル検査の原理と実際 | 下濵 孝郎 |
循環器内科学 |
| 36 | 6/19(金)② | カテーテル治療法 | 心臓カテーテルによる冠動脈疾患の治療 | 下濵 孝郎 |
循環器内科学 |
| 37 | 6/23(火)③ | 循環器領域における抗血栓療法 | 抗血小板療法と抗凝固療法 | 阿古 潤哉 |
循環器内科学 |
| 38 | 6/25(木)① | 心臓リハビリテーション | 心臓リハビリテーションの基礎と必要性 | 濱嵜 伸明 |
北里大学病院リハビリテーション部 |
| 39 | 6/25(木)② | 失神 | 失神の病態と鑑別 | 小林 周平 |
循環器内科学 |
| 40 | 7/1(水)② | 心血管病におけるリスクファクターと生活習慣 | 動脈硬化のリスクについて学ぶ | 亀田 良 |
非常勤教員 |
循環器系で学習した基礎的知識を十分持ち合わせていることが受講条件であるため、知識が不足していると思われる者は、これらにつき事前学習しておくこと。また、各講義で配布される資料を中心とした復習をしっかりと行うこと。
1コマあたり予習・復習に1時間を要する。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 特に指定なし。講義項目ごとに指示する。 | ||
| 参考書 | 心臓病学 | 細田瑳一 | 南江堂 |
| 参考書 | 病気がみえる循環器 | 萩原誠久他 | MEDIC MEDIA |
| 参考書 | 心電図トレーニング | 小沢友紀雄 | 中外医学社 |
| 参考書 | 小児循環器入門 | 日本医事新報社 |
CD による聴診トレーニング:心音編/沢山俊民著—改訂第2版—南江堂1994. 1
1)各種循環器系疾患の病態を説明できる。
2)循環器系疾患に関連する調節機構を説明できる。
3)循環器系疾患に対する薬物・非薬物治療の作用を説明できる。
4)循環器系疾患の臨床症状、身体徴候、検査所見を説明できる。
5)循環器系疾患の診断・鑑別診断のための検査を説明できる。
6)循環器系に関連する主要な検査(心電図、心臓超音波、カテーテル検査、核医学検査、CT/MRI 検査を含む)を説明できる。
7)主要な循環器系疾患に対する治療を説明できる。
8)循環器系の治療法が確立してきた歴史とその医学的背景について説明できる。
受講態度(10%)及び筆記試験(90%)による。
1)積極的に質問し、自ら学ぶ姿勢を身につけて欲しい。
2)各講義において重要項目を説明するので、配布される資料を中心に勉強すること。