
| 英文名 | Introduction to Biochemistry | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 1年前期[12コマ]、2群科目、必修、講義 | |
| 科目責任者 | 萬代 研二 | |
| 担当者 | 萬代 研二※, 丸尾 知彦※, 坪川 大悟※ | |
| 教室 | M101(新校舎1階大講義室) | |
萬代 研二:研究者としての国内外の研究・教育機関勤務の経験や、臨床医としての基幹病院勤務の経験を踏まえ、臨床医学の発展に果たした生化学研究の面白さや重要性について概説する。
丸尾 知彦、坪川大悟:研究者としての国内外の研究・教育機関勤務の経験を踏まえ、臨床医学の発展に果たした生化学研究の面白さや重要性について概説する。
| 1. プロフェッショナリズムと倫理: | 4. 知的探究と自律的学習: ◎ | 7. 予防医学: |
| 2. コミュニケーション能力: | 5. チーム医療: | 8. 地域医療: |
| 3. 医学的知識と技術: ◎ | 6. 医療の質と安全: | 9. 国際貢献: |
生化学は細胞内の化学的な構成要素とそれらによる化学反応の全てを解明することを目的とする。そのため、医学における生化学では、細胞や組織の構造、代謝、遺伝といった生理現象とその異常による病的状態を分子の言葉で記述する。本授業科目では、このような広範な内容の生化学を学ぶに際して基本となる重要な知識を学ぶ。
細胞内の化学反応を理解するための有機化学と熱力学、ならびに、細胞や生体を構成する分子、酵素の触媒作用、遺伝の生化学などについて講義する。
スライドとプリントを用いて講義を進める。課題の解答は授業の中で検討する。
| 回 | 日時 | 講義テーマ | 講義内容 | 担当者 | 所属 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6/16(火)③ | 生化学で何を学ぶのか | 生化学の概要と歴史 | 萬代 研二 |
生化学(萬代単位) |
| 2 | 6/22(月)④ | 化学結合ならびに水と水溶液の性質 | 電気陰性度、化学結合、水の性質、水溶液の性質 | 丸尾 知彦 |
生化学(萬代単位) |
| 3 | 6/23(火)③ | 生体で見られる化合物の分類と化学反応 | 脂肪族ならびに芳香族炭化水素、酸素、窒素および硫黄含有化合物 | 丸尾 知彦 |
生化学(萬代単位) |
| 4 | 6/29(月)④ | 化学熱力学ならびに立体化学 | 代謝反応の理解に必要な熱力学、立体化学 | 丸尾 知彦 |
生化学(萬代単位) |
| 5 | 6/30(火)③ | 酸化還元反応 | 酸化還元反応と電子運搬体の代謝での役割 | 丸尾 知彦 |
生化学(萬代単位) |
| 6 | 7/6(月)④ | 生化学を理解するために 必要な高校生物の知識 |
高校生物の知識の確認 | 坪川 大悟 |
生化学(萬代単位) |
| 7 | 7/7(火)③ | 細胞 | 細胞と細胞小器官 | 萬代 研二 |
生化学(萬代単位) |
| 8 | 7/9(木)② | 生体を構成する分子 | タンパク質、核酸などの生体を構成する分子 | 萬代 研二 |
生化学(萬代単位) |
| 9 | 7/13(月)④ | アミノ酸とタンパク質 | アミノ酸ならびにタンパク質の構造と機能 | 萬代 研二 |
生化学(萬代単位) |
| 10 | 7/14(火)③ | 酵素 | 酵素反応とその調節機構 | 萬代 研二 |
生化学(萬代単位) |
| 11 | 7/16(木)② | 有性生殖と遺伝学 | 減数分裂と遺伝学の基礎 | 萬代 研二 |
生化学(萬代単位) |
| 12 | 7/21(火)③ | オミックスサイエンス | オミックスと生命情報科学 | 萬代 研二 |
生化学(萬代単位) |
【授業時間外に必要な学習の時間: 毎回、予習・復習に合計1時間以上】
高等学校の「生物学」「有機化学」を理解しておくことが望ましい。
予習:教科書や参考書を読み、概要をつかむ。
復習:プリントを見返し、教科書や参考図書を参考にして反復学習する。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 講義で配布する資料 | ||
| 教科書 | メディカル化学(改訂版)-医歯薬系のための基礎化学- | 齋藤、太田、山倉、八代、馬場 共著 | 裳華房 |
| 教科書 | Essential 細胞生物学(原書第5版) | 中村、松原、榊、水島 監訳 | 南江堂 |
| 参考書 | エッセンシャル生化学(第3版) | 須藤、山本、堅田、渡辺 訳 | 東京化学同人 |
| 参考書 | イラストレイテッドハーパー・生化学(原書32版) | 清水、水島 監訳 | 丸善 |
なし
① 生体物質の代謝の動態やエネルギー代謝の理解に必要な化学的原理を説明できる。
② 細胞の構造と細胞小器官の機能の概要を説明できる。
③ 生体を構成する分子の種類とそれらの機能を説明できる。
④ タンパク質の構造と機能の概要を説明できる。
⑤ 酵素の機能と調節の概要を説明できる。
⑥ 遺伝子からタンパク質への流れに基づく生命現象の概要を説明できる。
⑦ ゲノミクス、プロテオミクス、メタボロミクスの概要を説明できる。
定期試験(100%)
他科目との関連:
本科目の学習内容は、前期に学習する「細胞生物学」と後期に学習する「代謝学」、「タンパク質化学」の学習内容と密接に関連している。また、2年次に学習する「医化学・栄養学」の学習内容とも密接な関連がある。これらの科目は別の科目と考えずに、関連性に留意し、統合的に理解するように心がける。
推奨する勉強方法:
毎回プリントを配布する。プリントを見て授業内容を確認し、教科書や参考図書を参考にして自学することが求められる。重要事項を自分で抽出し、自分の言葉でわかりやすく説明できるようになるまで反復学習することが望まれる。この作業はできるだけ授業を受けた日に行うとよい。試験直前に初めてこの作業を行うのは非効率的である。